不妊と薬の長期使用について

女性は頭痛薬などの薬を常用することが少なくありません。
しかし、薬の長期使用は不妊の原因になることがあるため、妊娠を希望している人は薬の使用に注意が必要です。

 

■頭痛

 

片頭痛などの頭痛もちは女性に多いといわれています。
頭痛にはいろいろな原因が考えられますが、女性の場合は月経が大きく関係していると思われます。

 

月経周期は女性ホルモンのバランスによって保たれています。
このホルモンバランスが頭痛を誘引すると考えられ、女性ホルモンのひとつであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少する時期に頭痛に悩まされる人が多くいるのだそうです。

 

いずれにしろ、この頭痛はドラッグストアなどで市販されている頭痛薬で抑えることができるので、つい薬に頼ってしまうという人も少なくありません。

 

しかし頭痛薬を乱用することは、逆に頭痛を引き起こしてしまうこともありますし、不妊の原因にもなりえます。

 

頭痛薬を長期使用すると、自律神経が乱れて排卵に影響を与えることがあるのです。

 

■便秘

 

便秘がちという女性も多くいます。
食事で改善を目指している人も多くいますが、薬に頼らざるを得ないという人も少なくありません。

 

しかし、便秘薬は子宮を収縮させることがあるので、妊娠を希望している人は使用に注意が必要です。
使うならマグネシウム系の便秘薬が安心だといいますす。

 

実は不妊治療によって便秘になることも少なくないといいます。
便秘はとても辛いものですから、食事の改善とともに上手に便秘薬を使っていくのがおすすめです。

不妊に運動不足が関係あるの?

不妊と運動不足、一見、関係のないもののように思えますが、実は運動不足は不妊の原因となるのだといいます。

 

■運動と健康的な体

 

学生のころは体育の授業があったので、半ば強制的に運動をさせられていました。
しかし、社会人になってからは自分で思い立たなければ運動することはありません。
したがって大人はどうしても運動不足になりがちです。

 

とはいえ運動は健康的な体を作るためには重要です。
運動不足はただ単に太るとか筋力が衰えるとかだけでなく、それによって体にさまざまな影響を与えるのです。

 

運動不足によって肥満はもちろんのこと、高血圧や心筋梗塞、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、糖尿病などのいろいろな疾患を引き起こすことがあるのだそうです。

 

■運動不足と不妊

 

運動不足で筋肉が減少したり肥満になると、ホルモンバランスを崩したり、冷え症になったりします。

 

ホルモンバランスや体の冷えは、不妊に大きく関係していることは知られています。
だから運動で妊娠しやすい体づくりをすることが必要なのです。

 

■妊娠力を上げるために

 

運動不足解消のためになにかスポーツを始めるというのは、なかなかハードルが高いことです。
また、週に一度スポーツをするより、毎日少しずつでも運動を続けるのが望ましいので、運動するというよりも普段よりも歩くようにすることを心がけるのがいいかもしれません。

 

不妊対策に、エレベーターやエスカレーターは使わない、車やバス、電車はなるべく使わないなど、ちょっと気を付けて生活してはいかがでしょうか。

 

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葉酸は喘息になるリスクがある?

葉酸の不足も問題ですが、過剰に摂取するのも健康に支障が出る場合があります。
過剰摂取がどのくらいの量を指すのか目安はありますが、実際にその量が個人におよぼす範囲には差があるはずです。
間違いが起こらないように、普段から自分に適量の葉酸摂取量を見つけておきたいものです。
ここでは、葉酸の過剰摂取による喘息の可能性についてお話しましょう。

 

■葉酸の過剰摂取による影響
葉酸を過剰に摂取し続けていると、じんましんやかゆみ、呼吸器に支障が出る可能性があります。
結果、喘息になるリスクがあると示唆されているわけですが、だから葉酸を摂るのは不安だと思ってしまうのは早計です。
というのも、葉酸は健康を保つために欠かせない栄養だから。
葉酸不足にも同様に健康を損ねるリスクがあるのですから、程々に摂取することは心がけたいものなのです。
むしろ、なぜ葉酸を過剰に摂取しようと思ってしまうのかに、問題があるかもしれません。
効果があるのかどうか不安だから、多めに摂取してしまうということもあるでしょう。
しかし、葉酸は食品からもとれる栄養成分ですから、薬とは違って即効で体に異変を感じることはありません。
続けて摂取することによって、健康にもなれば不調を感じてしまうこともあるわけです。
食品にも多く含まれている葉酸だけに、葉酸をとり過ぎると喘息になるから特定の食品を食べないようにと厚生労働省などから告知が出ないのも、適度な量の摂取なら安全だという証です。

 

■過剰に摂取してしまう理由
葉酸を過剰に摂取してしまうほとんどの原因は、葉酸サプリメントを多く飲んでしまうことにあるのではないでしょうか。
厚生労働省が推奨している一日の葉酸摂取目安量は、400ugです。
妊娠中には胎児への栄養もありますから、少し多めにとるのはOKです。
しかし、一日の摂取量は1,000ugにとどめておいたほうがいいという案内も、厚生労働省から出ています。
数ヶ月葉酸サプリメントを飲み続けても健康になった実感がわかないという場合、他の栄養が足りていない、合成原料のサプリメントで吸収率が低いなどの可能性があります。
そんなときは、天然原料のサプリメントや葉酸以外の栄養もプラスされているサプリメントを選ぶなどの工夫で対処してみるのもいいでしょう。

葉酸が赤ちゃんに与える影響

葉酸は、体内でアミノ酸やたんぱく質の代謝などをしています。
そのため、不足してくるとエネルギーを供給できなくなったり、新陳代謝が悪くなってきます。
ビタミンの代謝も行っていることから、せっかく他の栄養素をとっていても葉酸が不足しているばかりに体調を悪くしてしまうこともあるわけです。
成人にも不可欠な栄養素ですが、葉酸は胎児の栄養に欠かせないといわれています。
それはなぜなのか、ここでは葉酸が赤ちゃんに与える影響についてお話しましょう。

 

■細胞分裂を促進する
葉酸には、細胞分裂を活発にさせる核酸の合成に欠かせません。
胎児がたった10ヶ月でおたまじゃくしのような形から人の形にまで成長できるのは、葉酸が働きかけて細胞分裂をどんどん促しているからです。
葉酸が不足してしまうと、細胞分裂が遅れて五体満足の赤ちゃんが生まれてくれない可能性もあります。
赤血球の生成にもかかわりますから、血液や心臓に関わる部位をしっかり育てるためにも、胎児には十分な葉酸が必要なのです。

 

■DNAを構成する
人の細胞は、DNAの情報が正しく受け継がれることによって問題なく分裂していきます。
もしもDNAに何らかの問題が生じて他の細胞に受け継がれてしまうと、細胞に異常が生じる可能性が出てきます。
その代表例がガンで、胎児では先天性異常が出てしまうこともあるのです。
妊婦さんが摂取した葉酸は、胎児にのみ届けられるわけではありません。
本人に使われる分の葉酸もありますから、赤ちゃんのぶんまで多めに葉酸をとる必要があるのです。